蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH2011年01月03日 23:44

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTHを見てきた。

蒼穹のファフナーといえば、エヴァに対抗する良識のアニメであり、真当な価値観(家族や友情など)をもつことの大切さを感じるが、今回の作品はそういった特色よりも、敵であるフェスティムとの対話がメインであったようだ。
ストーリーを追いかけるためにはTV版の基本設定をきちんと抑えて、さらに映画を何度か観る必要がありそうだ。

以下、ストーリーに触れるのでガード付きで。

・前作から何年も経っているのに主人公達の進化があまり見られない。
・物量差が決定的なのに、まったく絶望しないのはありなのか?
・準主人公のクルスの存在をどう位置づけるのか(なにをしたかったのかよくわからなかった)
・小さな子供が島の命運を握るのはイデオンに通じると感じた
・最後の最後に総士がでてきたが、どういうメカニズムででてきたのかわからない。
・序盤目が見えなかった一輝がちゃっかり目が治っている、ご都合主義っぽい。
・結局甲洋はなにしにでてきたの?
・切り離された島も結局あまり活躍できなかったみたい


結論としてはBlueray版は買うと思うが、一般人にはオススメしない。
お話の設定上の敵に感情移入しにくく、メッセージ性が低く感じる。
ただし一概に駄作と言い切れないものはあると思う。絵のきれいさは文句なし。

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